・自分は周りが期待するほどの人間ではないと思っている
・周りと比較してしまい、落ち込むことがある
・失敗が怖くて無難な選択をすることが多い
・期待や結果に左右されず自分を認めて上げることができる
・良い意味で周りと比較せずイキイキとした人生を歩むことができる
・どんな選択であれ、自分を認め楽しい人生に自ら変えることができる
究極の承認である存在承認を使い、自己肯定感を高め今日から幸せを手にいれる方法を解説していきます！
1st.自己承認を理解しよう！
自己肯定感とは自分で自分を認める、承認することによって生まれるものです。
まずは自分で自分を認める「自己承認」について理解を進めましょう
承認の方法には2つの種類があります
その仕組みを図で表したものがこの承認のコップです。
このコップを水で満たすことで承認欲求は満たされていきます。
満たす方法は2種類
1つ目は外側に注ぐ方法
2つ目は内側から溢れ出させる方法
それぞれの特徴です
外側＝他者承認
・他人に認められたい
・他人を通して自分を満たしたい
内側＝自己承認
・自分に認められたい
・自分を通して自分を満たしたい
つまり自己肯定感を高め毎日の幸福度を上げていくためには
内側のコップから満たしてあげることが重要になります。
ただし、ここで厄介になってくることが2つあります。
①この水は”欠乏欲求”であるということ
欠乏欲求とは、”不足していると満たしたい”と感じる欲求です。
満たされていないと満足できないような気持ちになってしまうが、
満たしたとしても一時的に満たされたと感じるだけで、
すぐに忘れてしまうような特徴があります。
ですので1回満たせばOKではなくて、
常に満たし続ける必要がある欲求ということです。
同じく生理的欲求や安全欲求、社会的欲求も欠乏欲求だと言われています。
1日だけ安全な場所にいれたらこれからもずっとOK！とはならないですもんね。
②他者承認は手軽に得られるということ
いやいや私は全然褒めてもらってねえよお！という声も聞こえてきそうですが、
それでも自分で自分を本気で認めてあげるよりも遥かにハードルは低いですよね？
（ここで正く自分で自分を認める方が簡単だと思う方は自己承認できていて、自己肯定感も既に高いはずです）
では他者承認に頼る人と、他者承認に頼らない人のそれぞれの特徴を見ていきましょう。
自己承認が足りず他者承認で満たす人
・上司や顧客に褒められないと仕事に身が入らない
・SNSのいいねの数で一喜一憂する
・高級ブランドアピールですごいと言われたい
外的基準をモノサシとして自身の価値を感じようとする傾向があります。
自己承認が溢れ、他者からの承認を必要としない人
・周りに左右されず自分が本当にやりたいことにのめり込める
・結果や行動に関わらず、自分を好きでい続けられる
・自分に自信を持っている
・毎日「良い1日だったな」と思いながら眠りにつける
他者承認と自己承認について説明をしましたが、
どちらが良いとか悪いとかそういう話ではありません。
自分がどう在りたいか？というだけの話です。
ただ、誰かに貢献したいと思う方や誰かに喜んでもらいたい、
世の中をもっと良くしたいと思っている方にとっては
この自己承認は非常に大切になってきます。
実はこのコップの水、人から与えてもらえるように人に与えることもできます。
もし仮に他者承認に頼っている人が他人に水与えようとするとどうなるのか？
それは常に欠乏状態にも関わらず人に与えようとするということであり、
悪い意味での”自己犠牲”となってしまいます。
これではコップの水もすぐになくなってしまいますし、次はいつ補充できるかわからない水をあなたは喜んで人にわけ与えられますか？
そしてそんなあなたから水もらった人は心から喜べますでしょうか？
一方他者承認に頼らず自身で水を溢れさせることができる人であれば
たとえ他人に水を分け与えたとしても、いつでも自分で自分のコップを満たすことができますので、
心に大きな余裕がある状態で水を分け与えることになります。
そうなれば貰う側も安心して貰うことができますし、心から感謝の気持ちを伝えることができると思います。しっかりwin-winな関係を築くことができ、そこから持続性も生まれてくると思います。
誰かに貢献したいのであれば、まずは自分で自分を満たすことがスタートだということですね！
2nd.存在承認を理解しよう！
ここでは究極の承認である存在承認について理解を進めます。
承認の方法は自己承認と他者承認の2種類でしたが、”承認”そのものにも3つの種類が存在しております。
承認3つの種類
1.Have 結果承認
できたこと、成し遂げた事に対する承認です。
ex,営業目標を達成できた、テストで100点を取れた、スケジュールを完璧にこなした…
2.Do 行動承認
やったこと、活動した事に対する承認です。
ex, 営業電話ができた、テスト勉強ができた、スケジュールを立てることができた…
3.Be 存在承認
自分の存在そのもの(在り方)に対する承認です。
ex, 顧客のために提案しようとする姿勢、テストで良い結果を出そうとする熱い想い、人生を有意義に過ごそうとしている考え方…
3rd.承認のワークをやってみよう！
本日のあなたは100点満点中何点ですか？【自己承認】
点数と、その理由となる「良かったこと」を３つ書き出してみましょう！
本日の点数：⚪︎点
良かったこと3つ
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他の人にあなたの「良かったこと」を3つ書いてもらいましょう！【他者承認】
・
・
・
他者承認をしてもらい改めて本日の点数を書いてみましょう！
本日の点数：⚪︎点
ワーク振り返り
・他者承認によってコップに水は注がれましたか？
ほとんどの人が、自己承認だけをやった時よりも点数が上がったのではないでしょうか？
ここで理解して欲しいことは、普段あなた自身が認識しているあなたの良さは、
あなたの良さの全てではないということ。まずはその事に気づければOKです！
・良かった事に選んだ3つの出来事は何承認でしたか？
自己肯定感が低いと認識している方の多くは、
行動か結果による自己評価が多かったのではないでしょうか？
そして同じ出来事でも他者からは考え方や在り方などの存在そのものを承認してくれた…
という方もいたのではないでしょうか？
本来、営業目標を達成できるからあなたは素晴らしいのではなくて、
達成に向けて頑張ろうとしているあなたの存在そのものが素晴らしいのです。
そしてそんな素晴らしいあなただからこそ、高い営業目標もクリアすることができたのです。
自分はいかに結果や行動にばかり囚われていたのか。
たとえ結果が出ていなくても、自分の存在そのものを認めてあげていいんだ。
このような気づきがあればこのワークは大成功かと思います。
なぜぼくたちは存在そのものを承認できないのか？
現代日本では「be」→「do」→「have」の順に歳を重ねるにつれ承認の種類が遷移していくと考えております。
思い出してみてください。
「生まれてきてくれてありがとう」と言われるのは生まれてきた直後だけです。
その後、上手にミルクが飲めたら褒められ、寝返りができたら褒められ、
ハイハイができたら褒められ…と行動承認を与えられます。
次第に良い点を取ったから褒められ、試合に勝ったから褒められ、達成したから褒められ…
と成果承認を与えられ、知らず知らずのうちに成果主義の社会に身を置くようになります。
その結果、存在承認は砕かれ結果承認が残り、
良い結果を出さないと自分には価値が無いと思ってしまう人間が完成します。
まさに私もその一人でした。
今日からできる自己肯定感アップトレーニング
是非今日からやっていただきたいトレーニングは
精神科医樺沢先生もオススメの”ポジティブ３行日記”です。
こちらはうつ病などの精神疾患のある患者さんも実践する内容となっています。
私もキャリアコンサルタントとして、
当時精神科に通院されていたクライアント様に、
こちらのワークと私からの他者承認によって
寛解に向かい社会復帰のサポートをさせていただいた経験があります。
(もちろん当時も精神疾患治療の主軸は病院であり、
キャリアコンサルタントはキャリアにおけるサポートがメイン業務で、適切なリファーが大切です)
▼ポジティブ３行日記
・内容：その日の良かったことを3つ書き出す
ex,会社に行くことができた、ランチのパスタが美味しかった、席を譲ったら感謝された
・タイミング：寝る前30分以内がオススメ
→寝る前に考えたことは寝ている間脳内で整理され記憶に定着するため、
その日＝良かった日という記録として記憶に残っていきます。
・方法：手書きの日記がオススメですが、私はappleのジャーナルアプリで記録しています。
自分のテンションが上がる方法がベストです！
記録することが難しければ布団に入って頭の中で思い出すだけでも大丈夫です！
▼効果倍増応用編
日記の内容について存在承認を理解している
第三者からフィードバックしてもらいましょう。
ワークでも実感していただいたと思いますが、
自分の良さを自分だけで認識することは容易ではありません。
また、自身の存在をいきなり認めてあげるということも、
そんなのすぐにできたら苦労してねえわ！
となる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
そんな方は是非第三者にサポートしていただくことをオススメします。
私の方でもポジディブ３行日記に対する
存在承認のワークをLINEで実施しておりますので、
興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
